| HOME |
■ペットのトラブル耳より情報

 
事務局発行のメルマガ「ペットの飼い主のためのお役立ち情報」の掲載記事抜粋です。
 
NO.1  2008/03/19        ペットのトラブル耳より情報(第1回)    

ペットを飼っていると、たまに思いもしなかったトラブルにあうことがありますよ
ね。たとえばペット可のマンションに住んでいても鳴き声がうるさいと文句を言わ
れたり、自分のペットが人にかみついてしまったり、あるいはペット自身が病気に
なって困ったり…
そこで、今回からそういうペットに関するトラブルについて、どう解決したらいい
か、みなさんに情報提供していまいります。

*********
●近所に野良猫が増えて困っています。どうすればいいでしょうか。

▼このケースは非常に難しい問題を含んでいます。猫が好きな人、嫌いな人、そし
て無関心の人も含めて、すべての人が満足するする解決方法を考えることは非常に
困難だからです。

まず、野良猫が増えているのは、近所で餌をあげている人がいるからかもしれませ
ん。その場合、餌をあげる行為は、動物の占有者、つまり飼い主と同じ義務を負わ
なければならない可能性があります。たとえばその猫がゴミ捨て場を荒らすような
事態が起きれば、飼い主として賠償責任を負う場合があります。餌をあげているだ
けで、飼ってはいませんという主張は通りにくいと思います。

また野良猫が増えるのは、無責任な飼い主が猫を捨ててしまうということもありま
す。その場合、責任は人間側にあるので、猫の命を奪えば済むと考えるのは早計で、
解決にはなっていません。

そこでこれらの問題を解決する一つの方法として「地域猫」という活動があります。
特定の飼い主がいない猫を、その猫が棲みつく地域の猫好きな人たちの協力によっ
て世話をしていこうというものです。これは1997年に神奈川県横浜市磯子区の猫
好きな人たちが自分たちで野良猫を共同で世話をして、その数を増やさないように
する運動をはじめたことから全国に地域猫運動、地域猫制度として普及したもので
す。

これらの活動は、
1.猫の命を不必要に奪わない。
2.不妊手術を施し、猫の数を抑制する。
3.猫を終生飼養するなどの活動を、協力して行っていく。
などというものです。

いずれにしても、地域全体の問題としてとらえ、地域住民が協力し合って問題を解
決していくことが大切だと思います。
 

 

NO.2  2008/04/18        ペットのトラブル耳より情報(第2回)    

●門の外から手を入れた子供をうちの犬が噛んでしまいました…

▼この場合、犬はあくまで家の敷地内にいたのだから飼い主に責任はない、という
わけにはいきません。飼い主は、たとえ自宅の敷地内といえでも、あらゆる地雷を
想定して危険を回避する必要性があるのです。

たとえば、外から手を入れられないないように網を張るとか、「犬がいますので、
中に手を入れないでください」などという張り紙をするとかです。

そもそも家の庭で放し飼いにしていなくても、リードが長すぎて犬が広範囲に動け
る場合には、飼い主の責任が問われる可能性が高いと言えます。ということで、敷
地内でも犬を放し飼いにして飼うことはあまりおすすめできません。

しかし今回の場合、もし犬が放し飼いになっているのなら、そんなところに不用意
に手を入れた子供のほうにも落ち度があるとも言えます。もしその子供の親が付き
添っていた場合なら、親は制止する義務があったと言えるので、飼い主側の過失と
被害者側の過失が相殺されて、損害賠償額の減額が認められる可能性があります。

損害賠償の内容としては、治療費や、被害者やその家族が仕事を休まざるを得なく
なった場合の休業補償、さらに慰謝料、病院への交通費などの経費などが考えられ
ます。賠償額の算出は、総額を過失割合に基づいて按分することになるでしょう。

いずれにしてもケガをしたのは、子供なのですから、まずこちらから謝罪すること
が、話し合いをスムーズに運ぶ第一歩といえるでしょう。
 

 

  メルマガ登録ペットの飼い主のためのお役立ち情報